太極拳ゆったり体操・始めて4週間(たいきょくけんゆったりたいそう)

「太極拳ゆったり体操」のDVDを購入しました。
DVDを観ながら、1日30分程度の体操を続けています。
高齢者向けに工夫されている体操で、弱った筋肉を少しずつ鍛えて、転倒や寝たきり予防に供えるよう工夫されています。

体操を始めた理由は老化予防のため。詳しくは以下3つです。
1、ぎっくり腰に立て続けになって家族に面倒かけたから。
2、筋肉を鍛えて、膝や股関節の痛みを和らげたいから。
3、低い段差でつまづき、転倒したくないから。

さて始めて4週間
1日:20~30分程度「準備運動」「座位短縮版」「立位短縮版」それぞれ7分です。
(座ってできるので虚弱高齢者でも始められます)

体操をして良くなった事3つ
1、歩くスピードが速くなった。
2、長時間歩けるようになった(約3時間)。
3、股関節の痛みは以前より少なくなった。全く不安が無い訳ではない。

参考にして下さい→「太極拳ゆったり体操・初めて1週間

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↑「太極拳ゆったり体操」との出会いは新聞記事(朝日)。

以下は記事の内容です。
●「太極拳ゆったり体操」を考案した安村誠司教授

高齢者の寝たきりを予防する研究に長く取り組んできました。従来、寝たきり予防は脳卒中をどう防ぐかが主流でしたが、元気でも転んで骨折し、寝たきりになる高齢者も増えています。転倒予防の研究も注目されています。

20年前、米国で太極拳に4カ月間取り組んだ人の転倒率が半減したという研究をみて驚きました。

太極拳は、ゆっくりと体重移動することで主に下半身の筋肉が鍛えられます。バランス機能の向上にもつながります。太極拳は元々は武術ですが、動作が美しく、舞いとしての側面もあります。特に大勢でそろって動くと、終わった後はみなさんすっきりとした表情になります。

ゆっくりと息をはいたり吸ったりすることでリラックス効果もあります。自分が上達していくのを感じる喜びは得がたく、うまくできた時の達成感は格別です。

ただし、動きが複雑なので指導者がいないと難しい。すでに足腰が弱っている人にも無理があります。そこで、福島県喜多方市、会津保健所と共同で、太極拳の良さを採り入れた「太極拳ゆったり体操」を考案しました。短縮版だと7、8分ほどで7種類の動作をします。自宅でも1人でも、楽しく安全に気楽にできる。座りながら下半身を鍛えられ、介護予防に有効だと科学的に証明されています。

やすむら・せいじ 1958年生まれ。福島県立医大の公衆衛生学講座教授。日本老年社会科学会理事長。専門は高齢者の介護予防や生活習慣病予防。