土井義春さんの味噌汁(といよしはるさんのみそしる)

料理研究家の土井義春さんには、近著で「一汁一菜でよいという提案」という本があります。
「昔の庶民の食卓では一菜は無しで、ご飯、味噌汁、漬物が基本だった。味噌汁の具は何を入れてもいい、具だくさんの味噌汁があれば十分なんです」

これは嬉しい提案。
今回のきっちんの具は、大根、人参、牛蒡、しめじ、ねぎです。煮えにくい野菜が多いので煮立って5分ほどしてから味噌を加えました。
具だくさん味噌汁、美味しいです!

~~レシピ(1人分)~~

具 お椀1杯分:蕪・南瓜・ねぎ・椎茸など各適宜、煮干し()2本ほど
水 お椀1杯分
味噌 約大さじ1

●蕪、南瓜、ねぎ、椎茸など入れたい野菜を食べやすい大きさに切る。
(お椀に入れて丁度よいぐらいの分量)
●煮干しと具を鍋に入れる。
お椀一杯分の水を加えて火にかける。
●沸騰したらだいたい火が通っているので、味噌で味付け、暫く煮てなじませる。

出典【朝日新聞 わたしの料理 土井善治さん】

☆ 煮干しは頭とはらわたを取りました。