フランスのイスラム過激派は、なぜ生まれたか

朝日新聞「ザ・コラム」(2016/10/06)より
国末憲人さん(GLOBE編集長)
フランスのイスラム過激派はイスラム教徒への差別や偏見から生まれたのではなく、貧困や治安の悪化から生まれた。

朝日新聞 「論壇時評」(2016/09/29)より
テロ対策 「宗教」決めつけの落とし穴
歴史社会学者の小熊英二さんも、ヨーロッパのテロ事件を例に原因を追究し、日本の現状に到るまで言及されています。

きっちんが願っていることは、一人の人間の生活や人権を大切にする社会です。顔の見えない国にこだわった自国の防衛ではありません。
大切なのは、国とか宗教とか家とかの不寛容な団体(塊り)を作って牽制しあうのではなく、一人と一人の繋がりでできる緩やかな集合体を作ること。